アントレプレナーシップ・エデュケーター道場

お知らせ

2010/02/12

大学における知財教育の必要性を再認識!早くやらねば・・・・・。

大同大学の近藤先生に、LOBAS島でお会いした。近藤先生は、LOBAS島の図書館で生きた本となり、多くの方々に貸し出されていた。経験豊富で、皆に尊敬され、請われる存在。これが近藤先生であろう。
実は、近藤先生には、12月19日に愛知学院大学で開催した「バーチャルカンパニー大起業市場 in 愛知学院大学」のワークショップへ知財専門家として参加していただき、続く学生バーチャルカンパニーの大起業市場でも投志していただいた。そんな経緯もあり、話は「知財教育」に及んだ。
「早く、知財教育を起業家教育の一つとしてしっかり根づさせた方がよい。」「自身の考案を特許申請したり、技術移転や商品化に結びつけた経験のある知財専門家からの講義を、1コマ~2コマでよいので入れた方がよい。」「知財に関する深い知識を学べと言っているのではない。用語を知っていること、そして知財の保護等に係る法律のフレームワークを理解していることが、これから社会人になる学生達に求められることだ。」「自分も(近藤先生自身も)会社に入社した際、知財のことを学んで体系を理解していたことから、外部の専門家等と連携する知財を取り扱う仕事を、若手ながら任された経験がある。だから言えるんだ。大学時代の知財教育が大切で、これからは、知らないことが社会人として恥ずかしい思いをする。」「そんな状態で、学生を世に送り出していいのかい?」一字一句同じではないが、近藤先生は、このような趣旨のことを指摘された。私自身の未熟を悟り、不勉強と力不足、認識不足を恥じる次第である。有難うございました。
また、知財に絡めてバーチャルカンパニー10社のプレゼンと商品説明を聞いて、次のような感想を頂いた。「良い発想やアイデアが多かったよ。」「学生達が自らのアイデアを実現し、多くの人に伝えようと頑張っている。その頑張りを支えるのが大人だよね。」
つづけて、「あるバーチャルカンパニーの商品で、買いたくなったものがあった。」「でも、現物販売していないんだ。」「展示会だから売っていないのかと聞いたら、企業から言われ売れないというんだ。」「企業が言うには、法律に抵触するからとの理由らしい。」「でも、話をよく聞くと、企業が間違っている。」「せっかく良い商品でも、間違った指導で商品化できない現状を解消しないと・・・!」
またしても、頭をガツンと叩かれた思いです。自分自身、何をやっているんだ。反省しきりです。私も「チェンジ!」肝に銘じて、新しい年度をスタートしたいと思う。改めて、近藤先生に感謝申し上げます。「有難うございました。」

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